静岡県西部夜間救急動物病院

ルナ動物病院

2012年07月02日 19:28


わたしたち浜松市獣医師会有志は、中区高林に夜間救急専門の病院を立ち上げました。

「夜中に具合が悪くなったら、先生はいつでも診てくれるのだろうか」
動物と暮らしていれば誰でも不安に思うことでしょう。
その気持ちにお応えしたい一方で、自分一人では限界があり、獣医師としてこの問題をどう解決していったらよいか、長い間悩んできました。

自分一人では難しいけれど、仲間と一緒ならできることがあるのではないか。
みんなで協力すれば、もっと多くのこの地域の動物たちを救えるのではないか。
この気持ちが、夜間救急病院を立ち上げるきっかけとなりました。

夜間救急病院は、わたしを含め浜松市、湖西市の39名の開業獣医師が社員となり、運営していく病院です。
浜松に、夜も必ず診てくれる病院を根付かせたい。
これがわたしたちの願いです。

案内はコチラ
http://lunahp.hamazo.tv/e3745184.html

静岡県西部夜間救急動物病院HPはコチラ!!
http://yakan99ah.com/

協力病院名簿はコチラ
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浜松市の全動物病院に参加していただきたいのですが、もろもろの事情で一枚岩といえません。
なんだか、今の民主党みたいですね~
例えば出資金…
以前も書いたことがありますが、動物病院を開業するには多くの資金が必要です。
しかも、通常の病院だと3年は辛抱、プラスになるまで命を削ってがんばらなくてはいけません。
今回は、夜間限定の特殊な病院で黒字になる見込みもつきません。
この不景気に、そこに出資しなくてはいけないのです…
この病院は、各獣医師の熱い気持ちと・心意気がないと実現しなかったのです。
そのうえ、資金問題というハード面がクリアできても、ソフトが伴わないと病院は回りません。
夜間病院を診察するために、昼間のハードな自身の病院業務をこなし、その後、夜間病院で診察する先生方もいます。
これぞ、自己犠牲のうえで成り立っているのです。
こうした診察に協力できないからと、資金を多く出していただける先生もいます。
みなさんが行く病院の先生の中には、それほど男気(すんません、女性獣医師もいました)あふれる=人間力あふれる先生がいるんです。
とにも、かくにも毎週午前様の運営会議を積み重ね、よいよオープンまでにこぎつけました。
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