24時間の血糖値モニター

ルナ動物病院

2019年08月09日 19:09

みなさん動物も糖尿病になるってご存知ですか?人間同様、最近体格の良い動物が増え糖尿病も多くなりました。
水をガバガバ飲み、オシッコをジャンジャンするような症状があれば、すぐに主治医にご相談くださいね。
動物の糖尿病は、インスリン注射でコントロールしなくてはいけないことがほとんどです。
飼い主様のインスリン注射によって血糖値のコントロールもなんとか可能ですが、動物では血糖値測定がネックになり低血糖が問題になります。
1滴足らずの微量血液で血糖値測定が可能なんですが、飼い主様自身が動物の耳介やパッドの無毛部に針をさし、1滴の血液を絞り出すことが至難です。
熟練した私達でも、なかなか血液が出てきません。
入院した糖尿病患者様に対して、夜中に一人で血糖値をチェックするって大変な作業なので、想像しただけでテンションが下がります。
夜中低血糖を恐れ、インスリンをセーブしたりします。
そこで登場したのがコレ!
センサーを着けると24時間の血糖値測定が14日間、機械をかざすだけで測定出来ます。
動物で応用した報告もチラホラ出て来て、今後ますます使われそうです。
まずは『境界型』の私自身で実験中・・・
むうむ、血糖値スパイクをなんとかしないと危ないっ!
ブルブル、患者様のためにも頑張ろう〜
m(。≧Д≦。)m

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