ルナ先生日記

浜松市中区佐藤にあるルナ動物病院 院長のブログです。 動物病院の先生は日頃こんなこと・あんなことを感じています。 ぜひおたのしみください。

powerd by うなぎいもプロジェクト

『動物にやさしく、人にやさしい、あたたかな病院』をモットーに、スタッフ一同努力してます。
icon11病院スタッフブログはコチラicon11ルナ動物病院HPはコチラicon11




熱中症にご用心

カテゴリー │病気


日本列島オーバーヒート、熱中症にご注意ください。
当院でも熱中症と考えられる症状の動物を、先週からちらほら診察しています。
予防が一番大切です。
屋外のワンちゃんならば、日陰の風通しのよい場所においてください。
屋内ならば、エアコンや扇風機で調節しましょう。
ぬれたガーゼやバンダナを首に巻いて、昔ながらの打ち水なども効果的です。
万が一、熱中症が疑われたら、
とにかく冷やすことです。
首筋に氷を当てることも効果的ですね。
意識障害などあるならば、冷やしながらすぐに病院に連れて行きましょう。
『熱中症について』http://lunahp.hamazo.tv/e1376653.html
こちらに、以前詳しく書いた記事があります。
ご参考まで。




こんなに若くても・・・

カテゴリー │泌尿器・生殖器疾患


本日退院したネコちゃんは1歳2ヶ月、飼い主さんにとってはまだまだ子猫です。
そんな若いネコちゃんが
『子宮蓄膿症』http://lunahp.hamazo.tv/e1840793.html
になっていたのです。
子宮に細菌が侵入し化膿してしまう病気で、死亡することもある疾患です。
そんな若いネコちゃんでも子宮の病気になってしまうのですから・・・おそろしい。
ちなみに、写真は別のネコちゃん(当院の19のこどもの頃)です。




『毛包虫』『デモデクス』『ニキビダニ』同じ寄生虫の名称です

カテゴリー │皮膚疾患


この寄生虫な~んだ?
これは、本日来院した皮膚炎のハムスターちゃんから検出したものです。
最近当院ではエキゾチックアニマルの診察は他院をご紹介しているので、
ハムちゃんの診察は半年ぶりくらいです。
この皮膚炎は決して珍しくないのですが、ハムちゃんが珍しかったので投稿しました。




『皮膚組織球腫』は良性腫瘍

カテゴリー │がん・腫瘍

生後5ヶ月令のワンちゃんの後肢に、このようなしこりが突然できました。
赤黒く、ドーム上に盛り上がり、なんだか悪そうに見えますが、
それこそが『組織球腫』と呼ばれる良性の腫瘍の特徴です。
組織球腫は3歳未満のワンちゃんに多く見られます。
こうした場合、次に行うのが確定診断のための細胞診です。
細胞診とは針を刺して細胞を採取し、
染色して顕微鏡で確認することで悪性か良性かを診断する方法です。
しかし腫瘍は数多くあるため、私では確定診断できない場合もあります。
そんな時には学者に見てもらい確定診断を行います。
さて、このワンちゃんのできものは・・・・




心臓病チェック表~お宅のワンちゃんは?

カテゴリー │心臓・呼吸器疾患


〇立さんからのいただきもの。
心臓病のチェック表です。
心臓病のリスクは8歳を越えると急激に高まるといわれています。
心臓病は初期の症状がほとんどないため、
症状が出たときには心不全の状態(命が燃え尽きる直前の状態)です。
このチェック表で確認し、
『あれっ』と思うなら、すぐにかかりつけ医を受診いたしましょう。
Q.1 ワンちゃんの年齢は8歳以上?
Q.2 最近、元気がなく痩せたように感じる?
Q.3 塩味つきのおやつ(または人と同じ食べ物)を毎日与えている?
Q.4 散歩や運動の時に疲れやすく、すぐに休んでしまう?
Q.5 最近、散歩に行きたがらないことが多い?
Q.6 散歩後に息切れしていることがある?
Q.7 咳をしていることがある?
Q.8 突然、失神してしまうことがある?





7月7日今日は七夕じゃん

カテゴリー │生活


今日は七夕じゃん
と、ディスプレイをながめつつ、サンストリートを歩いていたら、目的地である『風と月』が機械の故障で休業。
これになりました。