癌・ガン・腫瘍になったら?
動物も人と同様、高齢化社会です。
すると人と同じように癌になる患者様が多くなります。
動物が癌になった時、どのように診断し治療していくのでしょうか?
この猫ちゃんは頭頂部にしこりができました。
針生検→細胞診断(悪性の可能性あり)→摘出手術→病理検査(軟部組織肉腫)→再発→光線温熱化学療法
で今は頑張っています。
レントゲン写真を見ると、腫瘍の下の頭骨が融けているので脳への障害も出てくるかもしれませんが、最後までQOL(生活の質)を落とさなように患者様とともにがんばっています。
治らない癌腫に対し、
抗がん剤が選択されたり、
丸山ワクチンや活性化リンパ球療法などの免疫治療、
酸化療法などなど様々な方法で最後の最後まで、苦しみがなく患者様が望まれることに沿って治療を模索し続けるしかありません。
当院で以前作成した
今は亡きホームページにも、診断手法から症例が掲載されているのでぜひご覧ください。
http://luna-hp.ftw.jp/u47944.html
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