2022年03月14日12:16
愛犬との別れ
カテゴリー │生活
18年間連れ添った愛犬『アリス』が2月28日亡くなりました。
動物の死と立ち会う時、いつも獣医師として何かできなかったかと考え悩むのですが、18歳の老犬では葛藤少なく送り出すことができました。
『アリス、長い間我が家にいてくれてありがとう。』
娘の誕生年と同じで娘の成長とともに歩んだ18年、私は仕事、妻は3人の子育てが忙しく、愛情を注ぐ時間も短く待遇が良いと言えない家庭環境だったけど家族みんな感謝しています。
アリスは昨年の2月、突然の痙攣発作があり(MRIは実施していませんが症状から脳梗塞だったと考えています)、1カ月近く寝たきりの状態から奇跡の復活、徘徊できるまでに改善しました。
晩年は耳も聞こえず、目も見えずの状態で、心臓疾患、肝臓障害を患い薬漬けながらも食欲も元気もあるおばあちゃんでした。
亡くなるまでの半年間、夜啼き、徘徊で妻も私も介護疲れが見えてきたときの旅立ち・・・アリスからの心遣いだったのかな。
居なくなって2週間が経ちますが、未だに夜中にアリスの鳴き声が聞こえるような気がします。
今の時代、老犬、老猫の介護相談が多くあります。
寝たきりによる褥瘡や食欲不振はケアする方法が確立されていますが、夜中の徘徊、鳴き声は治療が難しい問題です。
生活習慣の改善や、食事、漢方、アロマテラピー、分離不安や精神安定剤、パーキンソン病の薬剤・・・最後にはやはり睡眠導入剤や鎮静剤になってしまいます。
特効薬があれば、とっくに人の医療で使われ老々介護などの問題も解消されているのですが今はありません。
介護者に精神的プレッシャーと肉体的労力を強いる介護は、愛情だけではどうにもならない先の見えない将来に心をむしばまれます。
アリスは介護問題に対しても私に治験を与え、患者様にフィードバックできる知識を残してくれました。
啼かずにゆっくり休んでください。
徘徊せず目的に向かって走り回ってね。
アリス~
ありがとう。
動物の死と立ち会う時、いつも獣医師として何かできなかったかと考え悩むのですが、18歳の老犬では葛藤少なく送り出すことができました。
『アリス、長い間我が家にいてくれてありがとう。』
娘の誕生年と同じで娘の成長とともに歩んだ18年、私は仕事、妻は3人の子育てが忙しく、愛情を注ぐ時間も短く待遇が良いと言えない家庭環境だったけど家族みんな感謝しています。
アリスは昨年の2月、突然の痙攣発作があり(MRIは実施していませんが症状から脳梗塞だったと考えています)、1カ月近く寝たきりの状態から奇跡の復活、徘徊できるまでに改善しました。
晩年は耳も聞こえず、目も見えずの状態で、心臓疾患、肝臓障害を患い薬漬けながらも食欲も元気もあるおばあちゃんでした。
亡くなるまでの半年間、夜啼き、徘徊で妻も私も介護疲れが見えてきたときの旅立ち・・・アリスからの心遣いだったのかな。
居なくなって2週間が経ちますが、未だに夜中にアリスの鳴き声が聞こえるような気がします。
今の時代、老犬、老猫の介護相談が多くあります。
寝たきりによる褥瘡や食欲不振はケアする方法が確立されていますが、夜中の徘徊、鳴き声は治療が難しい問題です。
生活習慣の改善や、食事、漢方、アロマテラピー、分離不安や精神安定剤、パーキンソン病の薬剤・・・最後にはやはり睡眠導入剤や鎮静剤になってしまいます。
特効薬があれば、とっくに人の医療で使われ老々介護などの問題も解消されているのですが今はありません。
介護者に精神的プレッシャーと肉体的労力を強いる介護は、愛情だけではどうにもならない先の見えない将来に心をむしばまれます。
アリスは介護問題に対しても私に治験を与え、患者様にフィードバックできる知識を残してくれました。
啼かずにゆっくり休んでください。
徘徊せず目的に向かって走り回ってね。
アリス~
ありがとう。