ルナ先生日記

皆さん、青年海外協力隊はご存知ですか？
マンパワー、草の根運動をめざす海外ボランティアです。
NGOと真逆の政府によるボランティアなのですが、
年々応募者が減少し「協力隊存続の危機？」
が言われているそうです。
これは、協力隊のOBに送られてきたMLの抜粋です。

老犬の介護方法で以前ご紹介した、柴ちゃんが昨日亡くなりました。
柴ちゃんは、交通事故で搬入され、飼い主不明のまま当院の居候になったのです。
しばらく前から自力で食べることができず、介護しながら強制給仕。
最後は歩行困難になり、昨日午前11時ころ死亡しました。
飼い主さんが最後まで見つからずかわいそうでしたが、看護婦さんたちに可愛がられていました。
生前は両眼とも緑内障で目もみえず、最後は歩くこともできなかったのですが、
今頃天国で元気よく走り回っているでしょう。

ご冥福をお祈り申し上げます。

昨日は、セミナーがあり臨時休診させていただきました。
ご迷惑おかけした患者様、申し訳ございません。
今後も得た知識を皆様に還元できるように、努力してまいります。

先日、トリミングを行っている方から問い合わせがありました。

その方はトリミング前に、ワクチン接種の有無を確認しているそうです。
当院でも、ノミ・ダニ予防、ワクチン接種など感染症対策を行っているかは、
トリミングやホテル、入院時に必要事項としてチェックしております。
万一院内感染したらしゃれになりません。
信用問題ですからね。
あそこで病気をもらった・・・ノミをもらった・・・。
とか、絶対言われてはいけないことです。

しかし今回、ホメオパシーをしていて、ワクチン接種をしていないワンちゃんがいたそうです。

そうした動物のホメオパシーがワクチンの代替となるか？
経口ワクチンなるものが獣医界で広がっているか？
という質問でした。

当院唯一の休みは水曜日。
水曜日はみなさんの日曜日感覚なので、のんびりすごしたいところですが、
入院中の患者さんの回診で朝からドタバタ。
家内と映画の約束をしていたので、なおさら時間に追われながら朝の回診をしていました。
どこかに行こうと思っている時ほど、思わぬ障害はあるのです。

この猫ちゃんは、ノラちゃんなのですが保護され『双ちゃん』と命名されました。
事故でしょうか？右大腿骨の骨折です。
こんな足で痛いでしょうが、とってもいい子です。
1週間前から足をついて歩けない状態だったそうです。
保護した方は、手術を決断。
飼ってくれるそうです。
本当によかった～。

以前も書きましたが、動物はいろいろなものを食べちゃいます。
おもちゃ、石、軍手、果物の種などなど、
遊んでいるうちに思わず飲み込んでしまうワンちゃんも多いでしょう。
このレントゲン写真、白く丸く写っているはお腹の中の異物です。
このワンちゃんも、遊んでいるうちに飲み込んでしまったのかもしれません。
飲み込んでしまって、さぞかしビックリ仰天、慌てふためき目を白黒させたことでしょう。