ルナ先生日記

飼い始めの初診時などはしつこいくらいに、飼い方や予防法、歯磨きの仕方などの話をしています。
30分はかかるでしょうか。
患者さんが立て込んでいても話し込むので、看護婦さんや待っている患者さんには不評だとおもいます。
だけど、やめられません。
病気ならず、健康に、心優しく成長するために必要な知識です。
紙に書き、その上この小冊子をお渡しします。

何しろ、飼い始めが一番大事です。
飼い始め誤った知識を得たり、動物との接し方などを学ばないと、飼い主さん自身が苦労するからです。
可愛がりすぎて、飼い主さんを咬むようになっているワンちゃんは多いでしょう。
歯磨きをしないで、口が臭く、歯周病になっているワンちゃんは多いでしょう。

飼い始めは、わからないことがいろいろあります。
みなさんはそれを解決するために、しつけの本や、DVDを見たり、ネットでしらべたり・・・。
方法もいろいろあって、どれがいいのか迷ってしまいます。
この本は
その中から私が読み、いいとこだけ抜粋し、まとめた、14ページ程度の短い本です。
飼い始めから、生後6ヶ月程度までの飼い方、しつけの仕方、必要な予防などがかいてあります。
トイレ、あまがみ、夜泣きなどなど、飼い始めの悩みはつきません。
書いてあることを100％できればスーパードッグでしょう。
書いた私の犬ですら、そんなにできていません。
おはずかしい。

でも、絶対に皆さんに覚えていただきたい知識なんです。