ルナ先生日記

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瞬膜の病気

カテゴリー │眼科

瞬膜の病気皆さんは瞬膜ってご存知ですか?
人にはなく犬・猫にある第三眼瞼で、内側下方から出てくる膜のことです。
一般的に目が痛い時や体調が悪い時に出てきますが、このワンちゃんはホーナーシンドロームという瞬膜が出てしまう病気でした。
原因は感染、損傷、腫瘍、中耳炎など様々ありますが、50%の症例が特発性(原因不明)です。
このワンちゃんは原因不明、3ヶ月後に自然治癒しました。




瞬膜の病気この病気はチェリーアイと呼ばれる、瞬膜腺が飛び出してしまう病気です。
瞬膜腺は瞬膜の内側にあり涙を分泌する組織で、ビーグル、ブルドッグ、コッカー、ペキニーズなどは遺伝的によく見られます。
初期では出たり引っ込んだりする場合がありますが、出っぱなしになると手術しなければなおりません。
瞬膜の病気手術後の写真です。
長期間出た状態で放置すると中にある軟骨が変形し再発することが多くなるので、
発症したらすぐ手術すると良いでしょう。



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