2019年03月23日09:55
マラセチア性皮膚炎・外耳炎
カテゴリー │皮膚疾患
マラセチア性皮膚炎やマラセチア性外耳炎のマラセチアとは酵母菌で、一般的に健康な動物の皮膚にも存在します。
それが過剰増殖して皮膚炎の原因となります。
このワンちゃんはボランティアの方に保護された迷子犬ですが、毛が伸び放題、皮膚はボロボロです。
それが過剰増殖して皮膚炎の原因となります。
このワンちゃんはボランティアの方に保護された迷子犬ですが、毛が伸び放題、皮膚はボロボロです。
毛刈りするとウエスティでした。
この犬種は非常にアトピーの多い犬種で、皮膚炎が多発します。
このような場合、院内ですぐにできる検査として皮膚掻爬(寄生虫の検査)検査、スタンプ(感染症の検査)検査、真菌培養検査を行います。
耳・顔面・下腹部・四肢の炎症が強く、皮膚はゴワゴワ厚く、赤黒く変色し、脱毛しています。
検査でマラセチア(酵母菌)が検出されたので、診断はマラセチア性皮膚炎と外耳炎です。
アレルギーが基礎疾患となり発症する場合もありますが、まずは現症治療です
保護犬なので費用をかけない治療を選択、ボランティアさんに毎日シャンプーしていただきましたが、3週間後にすっかり皮膚炎は改善しました。
抗菌剤を投薬すれば相乗的に治癒しますが、シャンプー療法だけで皮膚炎が改善するよい例となりました。
シャンプー療法は大事ですね。
この犬種は非常にアトピーの多い犬種で、皮膚炎が多発します。
このような場合、院内ですぐにできる検査として皮膚掻爬(寄生虫の検査)検査、スタンプ(感染症の検査)検査、真菌培養検査を行います。
耳・顔面・下腹部・四肢の炎症が強く、皮膚はゴワゴワ厚く、赤黒く変色し、脱毛しています。
検査でマラセチア(酵母菌)が検出されたので、診断はマラセチア性皮膚炎と外耳炎です。
アレルギーが基礎疾患となり発症する場合もありますが、まずは現症治療です
保護犬なので費用をかけない治療を選択、ボランティアさんに毎日シャンプーしていただきましたが、3週間後にすっかり皮膚炎は改善しました。
抗菌剤を投薬すれば相乗的に治癒しますが、シャンプー療法だけで皮膚炎が改善するよい例となりました。
シャンプー療法は大事ですね。