ルナ先生日記

浜松市中区佐藤にあるルナ動物病院 院長のブログです。 動物病院の先生は日頃こんなこと・あんなことを感じています。 ぜひおたのしみください。

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青年海外協力隊5

カテゴリー │協力隊の記憶

協力隊に行くためには、試験に受からなくてはいけない。
書類審査の1次試験、筆記・実技・面接の2次試験まである。
春・秋の年2回募集があり、私は春の試験で不合格し秋の試験でやっと合格した。
就職口の一つとして考えての参加だったので、もし合格していなっかたら協力隊に行っていなかったかもしれない。
その後の人生もかなり変わってきていたと思う。
しかし運良く合格。
青年海外協力隊5技術不足を補うための技術研修を経て地獄の派遣前訓練。
東京の広尾での訓練所生活。
朝6時起床、広尾の閑静な住宅街を黙々とマラソン、ラジオ体操で一日がはじまる。
一糸乱れぬ濃紺のジャージ姿、しかも年齢は20歳の若者から40歳の中年(協力隊参加の上限の年齢)も混じりなんとも異様な雰囲気である。
知らぬ人が見れば、新興宗教としか見えぬことだろう。
青年海外協力隊5当時の広尾訓練所は団体部屋しかなく、私の時は17名一部屋、2段ベットとロッカーをあてがわれ2ヶ月間の蛸部屋状態。
一種異様な雰囲気の2ヶ月間。
2名一部屋の個室になってしまった今の訓練所では、こんな貴重な体験は2度と出来ないだろう。
以上のような異常な生活を経た後の協力隊という楽しみがなくなって、かわいそうである。

だけど、2度と経験したくないインパクトある体験だった。
軍隊は一層シビアなんだろうが、こんな感じかもしれないと思わせる。
唯一の楽しみは食事。
おかげで、規則正しい生活と3度の食事でぶくぶく。
血液検査で肝酵素異常でひっかかり、このままでは海外にいけないと宣告された。
不健康な日本人は協力隊員お断り。icon07
お酒は飲めない環境なので、純粋に食べ過ぎによる異常。
訓練中にダイエットしたのも思い出になった。
ダイエットの成果アリ、訓練が終わる頃には血液異常なし。
この時は本当にほっとした。icon01

考えてみると、この時しか真剣にダイエットしたことがない。



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