ルナ先生日記

浜松市中区佐藤にあるルナ動物病院 院長のブログです。 動物病院の先生は日頃こんなこと・あんなことを感じています。 ぜひおたのしみください。

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アフリカの人たち

カテゴリー │協力隊の記憶

アフリカの人たち昨日、友だちの病院の手術の手伝いを終え、帰宅し、何気にTVをつけたら
『走れ!ポストマン』
をやっていました。
数ヶ月前になりますが、
「走れ!ポストマンという番組で、依頼人を探しているのですが・・・・・。」
と、アフリカに行っていたというブログを見て、番組製作会社から電話がありました。
そのときは、この番組の存在も知らず、配達してもらいたいものも思い浮かばず
遠慮願ったのですが・・・。

昨日は、ちょうどアフリカのケニアに配達していたので興味をそそられ、はじめて番組を見ました。
ケニアは私の行っていたザンビアよりも観光が盛んなので、開けています。
しかし、ほぼ似たような町並み、村落、生活ぶり。
番組をごらんなった方は、私の行っていたザンビアも想像つくことでしょう。
アフリカの人たち協力隊時代、ケニア、マラウイ、タンザニアの東アフリカの国々を回りましたが、
言葉は違えど、どの国の人々も陽気で、気さくで親しみやすいのです。
観光の国ケニアやタンザニア、農業の国マラウイと、工業の国だったザンビアと、
それぞれの政策や経済を支えるもので、生活ぶりなどは異なりますが、
とにかく同じかおりなのです。
実際の体臭や国のニオイもあるのですが、国の雰囲気が似ているのです。
昨日の、マサイの青年も、配達先のナクルの青年も、道中出てくるケニアの人たちみんないいひとでした。
もちろん、暴動あり、反政府あり、強盗あり、泥棒あり、置き引きありありの国です。
危ないとこには行かない、夜間出歩かないなどの大原則は守らなくてはいけません。
アフリカの人たち当時ケニアの泥棒で一番驚いたのが、睡眠薬を使う手口でした。
協力隊員は現地の人たちと同じバスや、移動手段を使い地方を回ります。
ケニア人は外国人が親切を喜び、現地に親しもうとしているのを知っています。
TVをごらんになったようにです。
移動のバスやヒッチハイクのトラックの荷台で隣に座り、世間話をし、親しくなったところで、
『睡眠薬入りのキャンディ』をくれるのです。
日本人は当然それを喜び、親しみを感じ、キャンディを舐めます。
それから丸1日グッスリ。
荷物はすべて持ち去られ、バス会社の待合の座席で目を覚ます・・・
という手口。
協力隊員で、実際かかった人の話を聞くまで信じられませんでした。
自分も、この手口を知らなければ、同じ目に合ったことでしょう。
アフリカの人たち話は横道にそれましたが、こうした悪いことをたくらむ人たちはごく一部です。
ほとんどがいい人。
昨日の郵便配達も感動しましたね。
それじゃ、イザ自分が依頼人になって・・・
と考えても、なかなかありません。
自分がザンビアに行って、会いたい人はいっぱいいても、
配達してもらいたいものは浮かばないものです。
何か無理やり作っても、みなを感動させられないでしょうしねぇ。



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